仕事での研修で、グループワークがあった。
それぞれのグループに司会と発表の担当が、
あらかじめ決められて、1ヶ月前には参加者に知らされいた。
私は、どちらとも当たっていなかったので、
気軽に参加するはずだったのに、
会場に行ってみると、係の職員が「お願いがあるんです!」
と歩み寄って来た。仕事上の頼み事なのか?
いや、この人からの仕事の依頼は、過去にないけど…
一体何を頼みたいのだろう?
私の頭上に、?マークがいっぱい飛び散った!
「発表役をお願いしたいんです!」と言う職員。
グループワークの発表をお願いしたいとのことだった。
「発表くらいなら」とまだ司会よりかは、
私でもできるかな!と引き受けたが、
いざその時になると、極度の緊張しいの私は、
胸の鼓動の音が隣の人に聞こえるんじゃないかと思うくらい、
ドキドキしてきた。
何故こんなに緊張するのだろう?
他の人は皆落ち着いて話しているのに、
そっか!他の人は、事前から心の準備ができているから?
でも、事前に言われていたとしても、私はきっと緊張するだろうな!
それなりに場数も踏んできたはずなのに、自信がなさすぎ!
自己肯定感が低いのかなぁ?
発表くらいどうって事ない!落ち着け!落ち着け!
と自分に言い聞かせる。小さく深呼吸したけど、ドキドキが止まらない!
隣の人が「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。
私のドキドキが伝わったのか?
私は正直に「すごく緊張してきました」と言葉にした!
気持ちを言葉にすることで、すこしドキドキがましになった。
他の発表者は、その場で立って発表していたけど、
私は、立つと震えると思ったので、
「すみません。座って発表します」と断って、
座って記録した用紙に目を向けて、発表した。
発表していくうちに、ドキドキは治まっていたけど、
いつになったら自分に自信がもてるのだろうと、
自己肯定感が高まるのだろうとしみじみ思ってしまった。
自己肯定感を調べてみると、
『「ありのままの自分を肯定する、好意的に受け止めることができる感覚」
他人と比較するのではなく、そのままの自分を認め、尊重し、自己価値を感じることができる心の状態を指す。人間関係やパートナーシップ、仕事や自己実現においても、自己肯定感が土台となり、幸福に大きく影響する感覚です。』
と説明されている。
幸福に大きく影響するんだ!!これは、きっと私に足りない感覚な気がする。
自己肯定感!高めなきゃ!